全盲の金メダリスト、河合氏が訴え
◇大津
二十一日投開票の参院選で、みんなの党から全国比例で立候補している新人、河合純一氏(38)が十三日、大津市内で街頭演説を行った。
河合氏は十五歳で失明。十七歳で出場したバルセロナ・パラリンピックを皮切りに、アトランタ、シドニー、アテネ、北京、ロンドンの競泳に出場し、獲得メダル数は二十一個(金五、銀九、銅七)に上る。
静岡県内の公立中学校教諭、県総合教育センター指導主事を経て、現在、東京大学大学院教育学研究科付属バリアフリー教育開発研究センター協力研究員などを務める。
河合氏は「六十五歳以上になると誰もが障害をかかえるようになる。障害のある人の思いを政治に生かすことは、誰もが安心して暮らせる社会づくりにつながる」と語り、さらに「今の政治は(強硬な意見をもつような)強さばかり求める。しかし本当の強さは、お互いに認め合い、受け入れる心の広さ、しなやかさだと思う」と支持を求めた。
なお、同氏は政策として、障害者の雇用・就労問題の解決に向けて雇用促進を実現▽いじめ・体罰をなくすため教員養成段階からの指導を充実―などを掲げている。







