過去最大規模1077億円 市費負担でいじめ対策教員
◇大津
大津市は新年度当初予算案を発表した。このうち一般会計は、過去最大の千七十七億一千五百万円(前年度当初比五・二%増)となった。大津駅西地区土地区画整理や小中学校改修など投資的事業が押し上げる一方で、子育て支援や観光振興、環境政策、行財政改革にも重点配分した。
歳入は、景気の低迷が続くとみて、柱となる市税を前年度当初比〇・九%減の四百七十一億円と見込んだ。市税のうちとくに法人市民税については企業業績の不振を想定して、同二七・六%減の二十五億七千二百万円とみた。
この不足を補うため、貯金にあたる財政調整基金などの基金を同二四・四%増の二十一億八千万円取り崩し、さらに市債を二九・三%増の百十四億円発行して対応した。この結果、市債残高は前年度に続いて増加し、一千九十一億七千九百万円(同一・二%増、平成二十五年度末見込み)に膨らんだ。
同予算案は十九日開会の市議会へ上程され、代表・一般質問、各委員会を経て、三月十九日の閉会日に採決される。
なお主な歳出は次の通り。
▽民間保育園施設整備補助二億三千八百四十万円▽中学校スクールランチ九百七十万円▽小中学校大規模改修(エアコン設計、設置など)十五億五千百二十万円▽いじめ対策充実(専門員雇用、二十四時間電話相談)九百十万円▽小中学校に市費負担のいじめ対策担当教員配置二億三千百万円▽北消防署建設四億八千二百三十万円▽大津駅西地区土地区画整理十七億三千六百万円▽観光交流推進(観光IT調査など)一千二百万円▽膳所駅周辺整備七億七千七百万円。






