近江八幡市でひな人形展
◇近江八幡
近江八幡市の旧市街地で九日から「近江八幡節句人形めぐり」が始まり、江戸末期から大正時代までの有職ひな人形やきらびやかな段飾りなど、合わせて七百七十四点ものひな人形が展示され、来場者の目を楽しませている。三月十七日まで。
江戸後期のものが展示された旧西川家住宅には、金襴豪華な装束に身を包んだ享保びな(一七一六~三六年)や万延びな(一八六〇年)、明治時代の段飾りびな、江戸と大正時代の古今びなどが展示され、日本古来のひな人形の移り変わりやその人形に込められた人々の願いや奥深い生活文化が偲ばれる。
また、旧伴家住宅では、一階、中二階、二階の建築様式を活かし、ひな人形を立体的に飾り付けた展示が行われ、立派な御殿飾りや天神びな、市松人形などが空間を活かして出展されている。なかでも十九セット二百六十一体が並べられた段飾りは圧巻、会場を盛り上げている。
展示されている人形のほとんどは、市内外から寄贈されたもので、年々の増加にスライドして展示数も増やしている。入館料大人五百円、小・中学生三百円。開館時間午前九時~午後四時半。
この催しに合わせてかわらミュージアムでも「創作ひな人形展」が開かれ、時世が浮き彫りになった現代風の変わりびな三十点が展示されている。
春をイメージしたパッチワーク、切り絵、リースの作品を背景にフェルトで作った「ねこの内裏びな」や焼きものや粘土など、バラエティーに富んだひな人形が並べられている。女性作家の作品を中心に集めている。三月二十日まで。入館料大人三百円、小・中学生二百円。開館時間午前九時から午後五時まで。









