近江八幡市の「倖屋」
◇近江八幡
近江八幡市中村町のワンデイシェフの店「倖屋(さちや)」に手打ちそばファンでつくる「倖屋そばクラブ」が誕生した。三日、会員が集まって発会式とそば打ち体験会を開き、活動をスタートさせた。
同クラブ副部長で会社員の堀井正さん(57・竜王町山之上)が五年前、同店舗建物のオーナーで小学校時代の恩師でもある平井安春さん(75)と再会。平井さんが趣味でそば打ちに取り組んでいることを知り、一緒に楽しむようになった。
そば道場に通いお互いの腕前が上がったころ、小学校や福祉施設からそば打ちの体験教室を依頼されるようになり、麺に仕上げていくまでの楽しさとおいしさを伝えるボランティア活動に取り組む中、一般の人にも広めようとそば愛好者のクラブを作ることを話し合い、準備を進めてきた。
この日の初会合には、参加を呼びかけた友人や知人、職場の仲間ら女性五人を含む十四人が集まった。午前九時半からの初会合でクラブ運営の会則を決めたあと、早速、クラブ員になった仲間たちが、一人ひとり初めてのそば打ちに挑戦。
堀井さんらが、そば粉の扱い方や分量、水を少しずつ加えて団子状に練り上げていくまでの手順や失敗しない大事なコツなどを手ほどきし、一時間ほどかかって丹誠込めて練り上げ、切ったそば麺をゆがいて味わった。
堀井さんは「そば屋でもあるこの店の揃った厨房設備を使わせてもらい、みんなでそば打ちを楽しんでいきたい。みなさんの腕前が上達すれば、そば打ち体験会の開催やそばの栽培にも取り組み、地産地消の活動にもなればうれしい」と話している。
現在、会員を募集している。食べるだけや飲酒を楽しみたい人、話し好きの人の参加も歓迎。問い合わせと申込みは、午前十時~午後六時までの間に倖屋(TEL33―4250)へ。年会費三千円、部費月千五百円(材料費等)で、体験会員は入部二か月後から徴収。毎月第一日曜日午前十時から「そば打ち稽古会」を開くことにしている。







