MRI検査開始!!
◇守山
県立成人病センター(守山市)はこのほど、特殊なペースメーカーを装着した患者のMRI(核磁気共鳴画像)検査を開始した。
磁場を利用して体の断層像を作成するMRI検査は、脳・脊髄神経系を中心として利用されることの多い重要な検査のひとつ。しかし、ペースメーカー植え込み(装着)後の患者では、MRIによる磁界・電磁波がペースメーカーの電極に入り込み、ペーシング(心筋に電気刺激を与える)出力を抑制したり、電極先端の心筋が発熱することによりペーシングが働かなくなる危険性があるため、MRI検査はタブーとされてきた。
しかし、昨年十月よりMRI検査が可能な専用ペースメーカーが国内で認可され、病院内の診療・検査部門の体制が整い、施設基準を満たした病院においては、この新しいペースメーカーを装着した患者へのMRI検査が可能となった。
このため成人病センターでは、診療科(放射線診断科・循環器内科)、放射線部、臨床工学部が連携してこの施設基準を取得して、同十二月七日に県内第一例目となるペースメーカー装着患者のMRI検査を行い、無事、検査を終えた。
成人病センターでは「ペースメーカーを必要としながらも、脳血管障害や脊髄・脊椎疾患などの病気を抱え、MRI検査の受診を望まれる患者さんにとって、今回のMRI対応ペースメーカーの登場は大きな朗報になる」と話している。





