有識者から来月、アドバイス
◇大津
大津市立中学校の男子生徒いじめ自殺問題で、事実解明を進める市の第三者調査委員会(委員長=横山巌弁護士)が二十八日、大津市役所で開かれた。
同委員会は教諭や生徒らから聞き取りを行っているが、これと並行して専門外の分野で知識を深めるため、有識者から十一月中にアドバイスを受けることを決めた。
名前が挙がっているのは、精神科医の斉藤環氏と日本生徒指導学会会長の森田洋司氏、花園大学教授の津崎哲郎氏。
また、今月下旬から始まっている生徒からの聞き取りは、依頼している二十二人のうち承諾を得ている生徒から実施しており、横山委員長は感想として「率直な話を聞けている。子どもの心情を汲んだ聞き取りができていると思う」と話した。
今後は、遺族、市教委から聞き取りを予定。いじめをしたとされる同級生については、横山委員長から近日中に依頼文を出すことにしている。
このほか、委員の一人の法政大学教授の尾木直樹氏は、市教委が提出した関連資料で黒塗り部分が多いことに触れ、「ここに(黒塗り)されたら困るというところを黒塗りされてしまい、どうかと思う。個人的に非常に不愉快。これまで市教委には、警察の強制捜査が入ったり、隠ぺいで批判されて、そういう権限があるのか」と、事実解明に向けた市教委の姿勢を批判した。






