「持ち直しの動きあるもなお足踏み状態」
◇大津
大津市商工会議所はこのほど、「景況感は持ち直しの動きあるもなお足踏み状態」とする四―六月期の企業景況調査結果をまとめた。
この調査は、会員企業百社に対してファックス方式で実施し、このうち七十七社から有効回答を得た。調査結果を示す指数としてDI指数(景気動向指数)を採用している。DI指数は実数値などの上昇率を示すものでなく、強気、弱気などの経営者マインドの相対的な広がりを意味する。
それによると、景況感は、全体では持ち直しの動きがみられるものの、なお足踏み状態である。省エネ関連製品の受注増加などから製造業が改善し、小売業でも個人消費が堅調なことから改善し、建設業も改善したが、卸売業、サービス業では悪化している。
先行き見通しは、電力供給不安がやや薄らいだこともあり、製造業をはじめすべての業種でやや改善すると見込んでいる。
「前年同期比でみた業況判断DI(全体)」(「好転」―「悪化」)は、前四半期マイナス三八から今四半期マイナス三〇と八ポイント改善したが、なお足踏み状態である。製造業は省エネ関連製品の受注増加などから改善し、小売業でも個人消費が堅調なことから改善し、建設業も改善したが、卸売業、サービス業では悪化している。
「前年同期比でみた売上DI(全体)」(「増加」―「減少」)は、前四半期のマイナス三三から今四半期マイナス二六とやや改善した。業種別にみると、業況判断と比例して製造業と建設業が大幅改善、卸売業とサービス業では悪化した。
「前年同期比でみた採算(経常利益)DI(全体)」(「好転」―「悪化」)は、前四半期マイナス三八から今四半期マイナス三九で横ばい。業種別にみると、業況判断と比例して製造業と建設業が大幅改善、卸売業とサービス業では悪化した。
「三か月前比でみた資金繰りDI(全体)」(「好転」―「悪化」)は、前四半期のマイナス二三から今四半期マイナス一七とやや改善した。業種別にみると、製造業、卸売業、サービス業で改善し、建設業、小売業で悪化した。
「前年同期比でみた従業員DI(全体)」(「不足」―「過剰」)は、前四半期のマイナス五が今期プラス九と人員不足に転じた。業種別にみると、ほとんどの業種が人員不足で、とくに製造業が大幅な人員不足になっており、小売業、サービス業、建設業も不足している。






