ウメ輪紋ウイルス確認
◇全県
県と農林水産省神戸植物防疫所はこのほど、長浜市の協力のもと、これまでにウメ輪紋ウイルス感染を確認したほ場の継続調査をしたところ、四本のウメ育木の感染を確認した。四本の感染樹は、過去に感染が確認された樹に隣接した育成木で、すでに焼却処分している。
なお、感染が確認されたほ場を中心とする半径一キロメートル以内のウメやモモなどについて、七月上旬に調査したが、感染は認められなかった。また、六月上旬から中旬にかけて、県内のウメ、モモの果樹園などにおいても調査したが、感染はなかった。
ウメ輪紋ウイルスの感染経路は、アブラムシ類による媒介、または、ウイルスに感染している穂木などを接木することによって感染する。今回、感染が確認されたウメ育成木は、アブムシ類の媒介によって感染した可能性が高いと考えられている。なお、人には感染しないので、果実を食べても健康に影響はないという。
ウメ輪紋ウイルスは、我が国では平成二十一年に東京都青梅市で初めて発生が確認され、県では二十二年六月に初めて長浜市内で栽培されている青梅市由来の観賞用のウメ育成木で確認された。その後、昨年五月、今年五月にも同ほ場で確認されている。
県では今後の対応策として(1)感染が確認されたほ場内において、引き続き、アブラムシ類の防除の徹底を指導(2)県内の果樹生産者等への周知を図る―としている。






