総合評価方式採用の結果か 市外業者は憤慨
◇米原
十月六日に入札が執行された「米原市新グラウンド照明設備工事」で入札金額が十番札の地元業者である株式会社コトウ(米原市)が五千三百二十五万円で、一番札と三百十三万七千円の差がありながら高い価格で落札したことが分かった。
この入札には総合評価方式(簡易型)が採用されており、評価の基本点である百点に施工計画六点(機能性能三点、工程管理三点)、企業の技術力二点、配置予定技術者の能力四点(技術者の能力一点、同種工事の実績二点、継続学習制度取組一点)、地域貢献三点(営業拠点の所在地二点、災害協定等一点)の十五点を加算して評価点として、入札価格を合わせて落札業者を決定する方式。
今回は一点当たり約四十万円となるために入札金額が高くても評価点が高い業者に落札決定して、高い金額での契約となる。
米原市は入札と同時に改札してすべて失格基準内で失格者がいないことを告げたが金額の発表は行わなかった。
同日改札後、技術評価審査会を開催して評価基本点への加算点を決定し、十月十二日に落札者の決定を行い公表した。
この技術評価審査会には市職員以外に学識経験者も含まれていたが、評価点の決定に至る経緯は非公開である。
市職員によると「仕様書に基づき総合評価方式を採用し粛々と決定した」と話すが、多くの市外業者からは評価点の決定方法の情報開示を求める声や「総合評価方式では地元業者に決まるので、今後はこの方式の入札には参加しても意味がない」などと憤慨の声が聞かれる。
滋賀報知新聞の取材に市幹部は「市内業者の仕事が減少しているので納税者である地元業者のことも考えた」、「市内には一等級の業者がなく大きな工事は市外業者に取られている」等と話していた。






