第26回八幡てんびんまつり
◇東近江・近江八幡
第二十六回八幡てんびんまつりが二十一日午後から、近江八幡市役所周辺などで開かれた。今年は「がんばろう!日本! 今、このまちにできること!」をテーマに、東日本大震災支援を掲げての開催となり、あいにくの天候にもかかわらず例年以上に盛り上がった。
まつりには、被災地の福島県南相馬市から市民ら七十八人が招待されたほか、岩手県の久慈市・葛巻町・野田村からも八人が地元の物産品を「産地直送物産市」で販売、宮城県気仙沼市からも昆布や戻りガツオが届けられ、夫婦都市の静岡県富士宮市のやきそばなども加わって、早々に売り切れ続出の大盛況となった。
また、市役所ロビーでは、震災直後の被災地の様子を紹介する写真展示やメッセージコーナー等が設けられ、大勢の市民が災害の現実を目の当たりにし、早期復興への熱い思いを書き込んでいた。屋外テントには市民からの支援物資も多数寄せられた。
開会セレモニーでは、冨士谷英正市長が歓迎と激励のあいさつに加え、市民から寄せられた義援金百万円を南相馬市の鎌田一正鹿島地区地域振興課長に手渡した。
鎌田課長は感謝の思いを伝えると共に、「全国のみなさんにお世話になります。がんばっていきますので、よろしくお願いします」と復興を誓った。また、岩手県葛巻町の代表者も「おばんでございます。みなさんの熱い思いを持ち帰り、がんばります」と、互いの絆がさらに太くなることを願った。
会場では、チャリティー市場や近江八幡青年会議所の創立四十五周年記念事業としてのKids楽市楽座がにぎわい、各種団体によるステージ発表が華やかに繰り広げられた。
江州音頭盆踊り大会では南相馬市の三十二人のほか、初参加の安土町地域自治区に、地元企業や文化団体、女性団体など十六団体総勢五百三十一人が大きな踊りの輪を作った。子ども達には、安土町観光協会のゆるキャラ「らんまる君」が人気を集めていた。
最初はぎこちない様子の南相馬市の人たちも、一周するころにはすっかり踊りをマスター、飛び入りの市民やチビッ子音頭とりも登場して、江州音頭で参加者が心を一つにすることができた。
クライマックスの花火千五百発には、近江八幡市民の熱い思いが込められた。











