湖南市夏まつりで呼びかけ
◇湖南・甲賀
ネコのバーチャル・シティ「こにゃん市」を立ち上げた湖南市では同市観光協会が、東日本大震災で被災したネコの島「田代島」(宮城県石巻市)の復興を応援しようと、八月六日、野洲川親水公園(同市夏見)で開く江州音頭総踊り大会で、田代島の復興支援プロジェクト「にゃんこ・ザ・プロジェクト」の参加ハガキを配布する。頭部につける「ネコ耳」プレゼント(浴衣の来場者先着百人)とあわせて配る。
このプロジェクトは、田代島のカキ養殖業の有志によって立ち上げられ、湖南市観光協会から支援の打診があった。寄付は一口一万円で、基金のうち五割は養殖復興に、四割は事務費や通信費、グッズ費、一割はネコのえさ、医療費に充てられる。寄付した人には、謝礼としてオリジナルグッズとカキ(回復後)が贈られる。
田代島の主産業はカキ養殖だが、津波によって養殖棚は大打撃を受け、立ち直るまで四、五年はかかるという。一方で島は近年、「ネコの島」として知られるようになり、訪れる観光客は平成二十年で約三千二百人だったのが、昨年は一万二千三百人に大きく伸びた。このため石巻市が観光振興に本腰入れ始めたが、その矢先の震災だった。





