現職の辻村、地盤引き締める 旧米原で西川、赤堀、礒谷激戦
【米原市 定数2)】
辻村 克70 自現4
西川 敏輝62 無現1=民・対・社推
礒谷 晃50 無新
赤堀 義次73 無元3
(順不同。民=民主党、自=自民党、共=共産党、対=対話の会)無所属以外は、原則公認。ただし推は、推薦。名前の下の数字は年齢。現職の下の数字は期数。文中敬称略
自民現職の辻村は、地元旧伊吹町と隣の旧山東町を引き締める。これに対して旧米原町では無所属現職の西川と無所属元職の赤堀、無所属新人で元米原市職員の礒谷による激戦。三陣営は、旧の米原町に加えて旧近江町や旧山東町へも攻勢をかけて、辻村を追う展開だ。
辻村は、後援会「やまびこ会」(約一万人)を中心に、旧四町の自民各支部や保守系市議十二人の応援も得て、四期の実績を掲げて、結集を呼びかける。
旧山東への他陣営の食い込みに対しては、同町に選挙事務所を置いて引き締めるとともに、逆に旧米原、旧近江町へも浸透を図る。
これに対して嘉田知事の強力な支持者でもある西川は、五年前の知事初当選に尽力し、翌年県議選では嘉田人気に乗って、同選挙区でトップ当選した。
今回も、ポスターやリーフレット、名刺に知事とのツーショット写真を載せて連携ぶりが前面に。地元の醒ヶ井学区などの旧米原町東部のほか、旧の近江、山東町にも浸透を図るほか、国労OBや連合票(七百―八百票)で上乗せ。旧山東町で十二日に開く決起集会には、嘉田知事も駆けつける。
返り咲きを狙う赤堀は、新幹線駅のある旧米原町中心地が拠点。それゆえ前回、所属した自民会派の訴える「新幹線栗東新駅推進」が逆風となり、まさかの落選に。この四年間は、市老人クラブ連合会会長を務め、健在ぶりをアピールしてきた。
選挙戦では元近江町長の山口徹を選挙対策本部長に据え、後援会「さざなみ会」を中心に支持拡大を図り、政策的には県・市連携による総合物流センターの実現、米原駅東口の整備を訴える。
礒谷は、「まずは発展のため人口減に歯止めを」と、市職員として企業誘致に携わった経験をもとに、産業の誘致・育成による雇用の確保・拡大を掲げる。
知名度アップに向けては、血縁・地縁関係の固まる旧米原・近江町で集中的にあいさつ回りをする。昨年十二月から始め、一日最多で百八十世帯に足を運び、全世帯の七割を回った。二町で五千票以上を取り込んで、初当選を目指す。
【高山周治】





