よさこい江州・愛翔
◇湖東・愛荘
旧愛知川と秦荘両町が合併して、平成十八年二月に愛荘町が誕生した。町の将来を話し合う民間主導の100人委員会が結成され、合併直後のまちづくりの青写真を描いた。その時のメンバー土田滋男さん、嶋中まさ子さん、森田隆子さんが中心となり、町の一体化と世代間交流が図れるもので、町が元気に活気づくものはないかと、よさこいソーラン踊りにたどり着いた。
初のメンバー募集に二十五人が集まり、いよいよ「よさこい江州・愛翔」は誕生した。こだわりは『江州音頭で踊る』だ。合併翌月の三月から毎週土曜日の練習が始まる。
結成後二か月も経たない五月、彦根市で開催の「よさこいソーラン35万石まつり」(約三十組参加)に出場したが、他の踊りに圧倒され、よい刺激になったと言い、猛特訓が始まる。今では、地域の夏祭りや各イベントのオープニングなど、年間二十~三十回ぐらいの出場をこなす。
一方、湖東定住自立圏構想の地域創造シンボル事業として昨年十一月、よさこい風の「新江州音頭・湖東三山」を完成させた。金剛輪寺や百済寺、西明寺の湖東三山はじめ多賀大社、中山道など、地域の誇りや自慢を歌詞にまとめた。踊りの振り付けを関西京都今村組の今村克彦さんが行い、曲名を「湖東真江州遠道」と名付けた。
その歌詞に曲をつけたCD(四分三十秒程度)と踊り方のDVDを制作し、彦根・犬上を含めた地域の学校や幼稚園などに配り、運動会やイベントなどで踊れるよう指導していく。
今年三月の春休みには、はつらつドームで演舞会を予定する一方、毎年九月に長浜市で開催の県下最大「あっぱれ祭り」(大阪・愛知・岐阜・福井・石川など三十五チーム参加)で披露する。湖東真江州遠道は、愛荘・豊郷・多賀の合同チームで踊られ、滋賀県を代表する踊りとなる。
よさこい江州・愛翔(森真樹代表)のメンバーは六十人(うち小学生二十人)。単に人前で踊るだけでなく、家の中でも練習を通して親子の会話が弾む。土田滋男初代会長は「家の中が元気になり、町中が元気になれば」と、まちづくりに闘志を燃やす。








