言葉の響きの違い知る
◇東近江・蒲生
東近江市立蒲生図書館が十二日、同館内で開催中の「アジア絵本ライブラリー展」(十九日まで)にあわせて、初の試みとなる“韓国の絵本を楽しむおはなし会”をはっぱのへやで催した。
韓国の絵本を楽しむおはなし会は、韓国語と日本語の両方で絵本を読むという珍しい形式で、韓国語が堪能な大橋理恵子さん=東近江市在住=が協力した。
韓国の伝統衣装であるチマチョゴリを着て登場した大橋さんは、平成八年から一年間、大学時代に交換留学生として韓国の大学で学んだ経験を持つ。「こんにちは」や「ありがとう」など簡単な言葉しか知らないところから、辞書を片手に体当たりで身につけた韓国語を忘れないよう今でも努力を続けており、近年の韓流ブームに「時代が私に追いついた」と語る。
今回のおはなし会に向け、自宅で六歳と三歳のわが子を相手に練習を重ねたという大橋さん。当日は、異国の文化を少しでも味わってもらおうと、立て膝をついて座るという韓国の正式な座り方で「ぐりとぐら」と「はじめてのおつかい」の絵本二冊を韓国語で情感たっぷりに読み聞かせ、言葉の持つ雰囲気や音の違いを届けた。
小さな子どもを連れたお母さんのほか、韓国ドラマが大好きだという女性は「ドラマの台詞から韓国語を覚えるようになった。今日はちょっとした韓国語講座のようで楽しかった」と語り、絵本を通して国際交流の輪が広がった。







