後継者指名は行わず
◇湖南・栗東市
国松正一栗東市長は十六日、十月の栗東市長選に出馬しない意向を正式表明した。市役所で開いた記者会見で明らかにした。
不出馬の理由に、▽新幹線新駅に代わるまちづくりや財政再建に一定の道筋を示せた▽指定管理者制度に基づく公営施設の民営化を実現でーなどを挙げた。一方、今後の課題にRD問題や財政健全化を指摘した。
二期八年を振り返って、「五年間は新駅推進に向けて(県・関係自治体の)負担金の調整などに費やした。後の三年間は後遺症(新駅中止)の後始末で、元気をなくした栗東を回復したいと努めた」と郷土への愛着を語った。
また、国松市長は知事選で市長有志の会のメンバーとして、嘉田知事の対立候補を支援したため、今回の不出馬の判断は知事選の結果を受けたものともみられている。
しかし国松市長は「二期八年で区切りをつけることは前々から考えていた。四月には不出馬を決め、身近な親戚には話していた」ときっぱり否定した。
後継者の指名はせず、「市民のための一定の方向を決めたので、この方向に向かって市政を経営してくれる人を応援したい」と締めくくった。






