滋賀報知新聞社がペア10組に入場券進呈
◇湖南・甲賀市
ミホ・ミュージアム(甲賀市信楽町桃谷)は八月十五日まで、夏季特別展「アジアのかざり」を開催している。
古来、かざりは聖なるものへ捧げられ、死後の世界を彩り、権力を演出し、ハレの場を非日常へと変え、民族や宗教、地位や階級などの垣根を越えて伝播し、それぞれの国や民族に特有の輝きを放っている。
会場には、現存する綾地緯綿の衣服として世界最古と考えられる「双鹿連珠円文錦外衣(そうろくれんじゅえんもんにしきがいい)」(中央アジア 七世紀)や、清の最盛期の皇帝、乾隆帝が所用したと伝わる豪華な「龍袍(ろんぱお)」(中国・清代)、精巧な意匠が施された「洲浜鵜螺鈿硯箱」(平安時代、重文)などアジアの多彩な作品約百五十件が展示され、かざりの精神と美意識に迫る。
同館所蔵で初公開となる「双鹿連珠円文錦外衣」は、大きな連珠円の中に向かいあう鹿を配した文様と、真紅の地が印象的。絹織物は、中国では経糸によって文様を表す「経錦」として発達したのに対して、毛の文化であった西方では緯糸によって文様を表す「緯錦」というかたちをとった。この作品は、緯錦の極めて初期的な様相を持ち、かつ衣服の形をほぼ完全に保って遺されている。
清朝を最盛期に導いた乾隆帝所用といわれる長衣「龍袍」は、祝い事で着用される衣服で、皇帝のみ許された明黄色の地に、やはり皇帝の象徴である五爪九龍などの文様が配されている。
入館は大人千円、高・大生八百円、小・中生三百円。問い合わせは同館(0748-82-3411)まで。
なお、滋賀報知新聞社は抽選で読者ペア十組に同展の入場券をプレゼントする。希望者はハガキに住所、氏名、本紙への批評を記入し、二十四日までに〒520-0044大津市京町4丁目5-23、滋賀報知新聞社大津本社へ。






