竜王町観光協会
◇東近江・竜王町
近江の伝統食を守り伝えようと、竜王町観光協会は、七月十一、十九日に催す「ふなずし漬け込み体験」への参加者を募集している。
奈良時代に朝廷へ献上されていたという鮒(ふな)ずしは、一年間かけて作る貴重な保存食品。昔と比べて各家庭で漬ける機会が減少しているものの、同体験教室には、毎年、県内外から老若男女が参加し、伝統の製法を学び受け継いでいる。
当日の会場は、同町山之上にあるアグリパーク竜王。竜王ふなずし工房の辻澤茂男代表が、ふなずし特有のにおいが少し和らぐ水を張らない“から漬け”を伝授する。
お腹いっぱいに卵をためた子持ちの塩漬けフナを、樽の中にご飯と交互に積み重ね、重石をのせて約六カ月発酵させる。ちょうど正月頃には、魚の骨まで柔らかくなったふなずしが食べ頃を迎える。
初めて挑戦する人でも安心して参加でき、飯漬けした樽を十二月頃まで預かるサービスもある。体験時間は約一時間。
料金は、ゲンゴロウブナが五キロ(約十三~十五匹)三万円、十キロ(約二十五~三十匹)六万円、天然ニゴロブナが五キロ(約二十五~三十匹)四万円、十キロ(約四十~五十匹)八万円。募集人数は両日とも約二十人。
参加希望者は、七月一日までに同協会(TEL0748―58―3715)へ申し込む。







