毎月2回の活動も5年目に 除草・美化・自然再生・景観
◇東近江・近江八幡市
近江八幡市の中央を流れる白鳥川で美観形成活動を続けているボランティアグループ「白鳥川の景観を良くする会(景観隊)」(吉田栄治代表、会員約八十人)が、このほど活動百回目を迎え、記念の美化活動が白鳥川と藤間川の合流付近一帯で行われた。
同会は、退職男性らを中心に平成十八年二月に結成。第一・三水曜日の毎月二回、白鳥川流域の清掃・除草、季節の花やサクラの苗木の植樹、自然再生活動などを通じて、仲間づくり、生きがいづくり、健康づくり、まちづくりに取り組んでいる。
九十九回までの活動は、参加者延べ二千七百九十一人、除草距離四万七千四百メートル、回収ゴミ七千四百四十五キログラム、植樹三百六十本にのぼる。
活動も五年目を迎え、白鳥川のJR線路から下流五キロの桜並木が完成し、春は花見を楽しみながらのウォーキングやサイクリングをする市民らの行き交う姿が堤防上に続くよし笛ロードで見られる。また、自然再生活動によりホタルの姿も見られるようになり、水鳥などと共に、自然とのふれあい、憩いの場としても親しまれるようになって来た。
百回目のこの日は約四十人が参加し、栄養ドリンクで乾杯し、時折雨が降る中、いつも通り草刈り機や鎌を持って雑草に分け入り、除草作業やゴミ拾いに汗を流した。
吉田代表は、「近江八幡の素晴らしい自然環境を後世に残したいとの願いで始まり、続けています。市の協力や市民の参加もあり、その輪も着実に広がっています」と、一年目は三トンあまりあったゴミ回収量が四年目は五百キロ台まで減少した例をあげ、成果と手応えを語った。
今後は、会員の加齢に対応した作業の軽減や機械化、資金確保、生物関連の専門的な助言依頼などの課題にも取り組む。
市民の憩いの場づくりに向けて、ベンチ設置やシバザクラ植栽、白鳥川の鯉のぼり渡し、花見シーズンなどのボンボリ設置といった計画もある。







