見どころを本紙が一挙紹介
◇全県
春まっさかりの四月から初夏の雰囲気が漂う五月の連休にかけて、県内各地で絢爛豪華な曳山まつりが行われる。そこで紹介してみると―。
日本三大曳山まつりのひとつとして有名な「長浜曳山まつり」(国指定重要無形民俗文化財)は、毎年四月九日~十七日にかけて行われている長浜八幡宮の春の例大祭で、豊臣秀吉公が長浜を治めたときから始まり、およそ四百年の伝統がある。
安土桃山時代、初めての男子誕生を喜んだ豊臣秀吉が城下の人々に金を振る舞い、町民がこれをもとに十二基の山車を作って曳き回したのが始まりといわれる。見どころは「子供歌舞伎」の上演。
また、例年は曳山四基のみだが、今年は長浜市と近隣六町の合併を記念して全山が登場。開催日時(子供歌舞伎の上演時間)は、四月十三日午後六時~八時ごろ、十四日午前九時~正午ごろ、十五日午前十時~午後九時ごろ、十六日午前十時~午後八時ごろ。開催場所は、長浜八幡宮他市街地一帯。問い合わせは、長浜市観光振興課(TEL0749―62―4111)まで。
甲賀エリア最大の春祭り「水口曳山祭」(県指定無形民俗文化財)=水口曳山祭は、江戸時代中期の享保年間に、この町に住む町民の力によって創り出された水ロ神杜の祭礼。祭りの見どころは、二層露天四構造をした豪華な曳山巡行と、勇壮な水口囃子や大津四宮囃子の如きゆるやかな上方囃子と異なり、ジャズ調ありマンボありと極めて野性的庶民的な近代的音局をもった囃子。開催日時は、宵宮祭が四月十九日午後六時~、例大祭が四月二十日午前九時三十分~。開催場所は水口神社(滋賀県甲賀市水ロ町宮の前)、問い合わせは、甲賀市水口観光協会(TEL0748―62―0231)まで。
近江商人が仕立てた絢爛豪華な曳山十数基が巡行する「日野祭」(県指定無形民俗文化財)=八百年以上の歴史を持つ馬見岡綿向神杜の春の例祭で、毎年五月二日、三日に行われる。五月二日の宵宮では、夕暮れから各町内に曳山が引き出され、提灯に明かりを灯して夜遅くまで祭唯子が奏でられる。五月三日の本祭は、朝早くから祭をとり仕切る神調社・神子などの渡御から始まる。昼頃には豪華に飾られた三社の神輿と、各町内から十数基の曳山が祭囃子に合わせて繰り出す。開催日時は、宵祭が五月二日夕刻~午後十時ごろ。本祭が五月三日午前七時~午後八時ごろ、開催場所は、馬見岡綿向神社(日野町村井)、問い合わせは、日野観光協会(TEL0748―52―6577)まで。







