琵琶湖博物館で8月2日まで
◇湖南・草津市
県立琵琶湖博物館(草津市)は八月二日まで、国の天然記念物で、種の保存法の対象種である「イタセンパラ」の稚魚をトピック展示水槽で展示している。
イタセンパラは琵琶湖淀川水系、濃尾平野と富山平野の一部の河川に生息する全長十センほどのコイ科の魚。滋賀県には明治時代には生息していたが、現在では絶滅したと考えられている。他の生息地においても、生息地の開発などによる生息環境の悪化や、オオクチバスなど魚食性の外来魚が侵入したことなどにより絶滅が危惧されている。
同博物館では平成十七年に現在の大阪府環境農林水産総合研究所水生生物センターから親魚を譲り受けて、毎年繁殖に取り組んでいる。昨年の秋に二枚貝に産み込まれた卵は、二枚貝の中で越冬し、今年五月頃から浮上が始まった。今年は約百十尾の稚魚を得ている。今回展示されているのは、そのうちの全長一~三センに成長した三十尾。






