環境にやさしいクルーズ船として高い評価
◇大津
琵琶湖汽船(大津市)の「megumi」(めぐみ)がこのほど、「シップ・オブ・ザ・イヤー〇八」を受賞した。
この賞は、日本船舶海洋工学会によって、毎年、日本で建造された話題の船舶の中から、技術の独創性・革新性、技術・作品の完成度、社会への波及効果、話題性・アピール度などの項目をもとに審査し、総合的に最も優れた船舶が選ばれるもの。同賞は今回が十九回目の選考となり、十九年ぶりに新船を建造した同社は、初の受賞となった。
「megumi」は環境にやさしい船として、燃料に使用済み天ぷら油などの植物性廃食油を軽油に混合したバイオディーゼル燃料対応機関を導入している。ソーラーパネルによる太陽光や風力による発電システムも導入し、二酸化炭素排出量の抑制に配慮した新時代のエコロジー・クルーズ船である。
また、流体力学を活用したトリマランと呼ばれる三胴の船体設計の採用により引き波を小さくして高速化・効率化が達成され、低燃費化を実現したとしている。船内フロアは、乗客のニーズに応じてレイアウトを変更可能とするなど工夫がこらされている。イベントや講演会など屋外で楽しむことが可能な後部円形デッキや、三六〇度の景観が楽しめる二階のパノラマデッキなども装備している。
この「megumi」は、普段は貸切船として利用されているが、今年の夏休みには「ぐるっとびわ湖一周クルーズ~夏休みスペシャル」の一部運航も行う予定。






