後任には総務省官僚や内部登用も
◇全県
嘉田由紀子知事を支えてきた澤田史朗副知事(43)が古巣の総務省に帰ることが濃厚になった。後任は、総務省から新副知事をもらい受けるとみられるが、内部登用の線も残されている。
澤田氏は、総務省出身で、平成十四年から滋賀県に勤務し、健康福祉部長、総務部長などを務め、十八年十月に副知事に就任。全国最年少の副知事として注目を集めた。
県では現在、澤田氏と県職OBの田口宇一郎副知事(67)との二人副知事制をとっている。ちなみに田口氏は、十九年十二月から県副知事に就任している。
嘉田知事にとっては、来夏の知事選前に懐刀の澤田氏が総務省に戻るのは大きな痛手だ。しかし一方で、有能な官僚を任期(来年十月)いっぱいまで引き留めるべきかで頭を悩ませていた。
澤田氏が古巣に戻れば、後任には総務省から新副知事をもらい受けるのが順当なところ。しかし嘉田知事は国と地方の関係見直しを主張しているだけに、内部起用に踏み切る可能性も。その場合、県職OBでは、谷口日出夫・病院事業管理者庁長(61)、現職では、瀬古良勝・政策監(58)、川口逸司・総務部長(59)、小椋正清・防災危機管理局長(58)らが有力視されている。
副知事人事案件は六月県会最終日の七月十六日に提出されるとみられるが、県議会最大会派「自民党・湖翔クラブ」が内部登用による副知事二人制に難色を示せば、田口氏のみの副知事一人制になる公算もある。【石川政実】






