7月19日、大津市伝統芸能会館
◇大津・大津市
「納涼さざなみ狂言会」が七月十九日午後二時から、大津市伝統芸能会館(大津市園城寺町)で開催される。茂山千之丞氏の解説を交えた構成で人気を博しているシリーズ。演目にまつわる話や、楽しい体験を通して関心を高め、初心者にも親しみやすい作品を、人気若手を加えた三世代キャストで楽しめる。
内容は、演目のみどころをわかりやすく解説した後、大蔵流狂言「文相撲(ふずもう)」と「右近左近(おこさこ)」を演じる。出演は、茂山千之丞、茂山七五三(しめ)、茂山あきら、丸石やすし、茂山童司、増田浩紀。
「文相撲」は、太郎冠者の連れてきた新しい使用人の特技が相撲だと聞き、大名は自ら相手になってその腕前を確かめる。最初は大名が負けるが、相撲の書を読んで対抗策を知り、二度目は勝つ。しかし三度目は…。相手の相撲の手に感心したり、負けた途端に不機嫌になったりする大名の無邪気さが面白い作品。
「右近左近」は、左近の牛に自分の田を荒らされたのを訴え出ようと右近は、妻を地頭に見立てて訴訟の練習を始めるが、気の弱いため白州にいるような気分になり、妻から厳しく責め立てられるうちに気を失ってしまう。意識を取り戻した右近は妻と左近の仲が怪しいと言い出して…。気の弱い夫と、わわしい妻とのかけあいが面白い。
入場料は二千五百円。全席自由席。チケットは、大津市伝統芸能会館、大津市民会館、大津駅・石山駅・堅田駅前各観光案内所で販売している。





