4月の倒産件数
◇全県
東京商工リサーチ滋賀支店によれば、四月の県内における負債額一千万以上の倒産件数は十五件、負債総額は三十一億一千万円であった。
件数は、前月に対しては卸売業で二件、一次産業で一件それぞれ増加した以外は、小売業で二件減、建設業、製造業、不動産業、サービス業でそれぞれ一件減となった結果、全体として三件減(一六・六%減)となった。前年同月に対しては卸売業で一件増、建設業で一件減と変化があった以外は、増減がなく、全体として同件数の発生となった。
負債総額は、破産手続開始決定を受けた(有)ビワコファームの負債額が十七億円(大型倒産)、二度の資金ショートを起こし事実上倒産した協和興業(株)の負債額が八億円となったが、発生件数の減少から負債総額は二千五百万円減(〇・八%減)となった。前年同月に対しては発生件数こそ同数であったものの、前年同月は会杜更生手続開始決定を受けた(株)大津カントリークラブ一社のみで負債額が百六十億円、全体として百八十億八千六百円に膨らんだため、百四十九億七千六百万円の大幅な減少(八二・九%減)であった。
昭和二十七年の倒産集計開始以来、今年四月の発生件数十五件は平成二十年四月と並び過去最多となった。また単月の発生件数が十件以上となるのは平成十九年四月より平成二十一年四月まで二十五か月間連続で、過去最悪を連続更新している。
産業別の件数及び構成比は、建設業六件(四〇・〇%)小売業三件(二〇・〇%)、卸売業二件(一三・三%)、サービス他二件(同)、製造業一件(六・六%)、一次産業一件(同)で、金融・保険、不動産、運輸・通信での発生はなかった。





