近現代史学ぶ
◇甲賀・湖南市
琉球・沖縄「復帰37年」のつどいがさきごろ、湖南市中央一丁目の中央まちづくりセンターで開かれ、約三十人が参加した。いちゃり場・沖縄(湖南市平松、沖縄県人会内)の主催。
平和祈念と琉球・沖縄史などをテーマに、沖縄本土復帰記念日(昭和四十七年五月十五日)の前後に催されているもの。
開会のあいさつで事務局が「五月十五日は、沖縄の人々が日本人になったり、琉球人になったりして、いろんな思いを描く時期」と話した後、終戦直後の沖縄を描いた映画「マブイ(沖縄地方で魂を意味する)」が上映され、今もなお日米間で揺れる沖縄の現実が参加者の胸に迫った。
これに続いて、沖縄近現代史を研究する伊佐眞一氏(琉球大学大学院勤務)が講演し、明治国家に組み込まれた琉球処分(明治十二年)について、県外者が行政機構を占めたことや土地・租税制度の大きな転換により「地元の人が経済的、行政的勢力を持ち得なくなった」と指摘した。
また、当時の県政改善運動を進めた中心人物として、謝花昇(じゃばな・のぼる)を挙げて「生きている内に(志を)達成しなかったが、大事な仕事の先駆けをした」と紹介した。






