とくに製造業で大幅悪化
◇全県
県商工政策課はこのほど、一月~三月の景況調査をまとめた。
それによると、今期(一~三月)の滋賀県内企業の景況全体をみると、生産、売上、経常利益、業況の各景況指数(DI)はマイナス幅が拡大している。
とくに生産DIのマイナス幅は大幅に拡大している。雇用の水準は、今期よりプラスに転じており、過剰感の高まりが見られる。全体の景況についてはマイナス幅が拡大しており、急速に悪化している。
規模別に見ると、大企業では、前期に引き続き生産DIのマイナス幅が拡大しており、売上、生産、業況、経常利益の各DIのマイナス幅も拡大している。雇用DIについてはプラスに転じており、大企業でも人員の過剰感が増している。中小企業では、生産DIのマイナス幅が大幅に拡大しており、売上、経常利益、業況の全てのDIについてもマイナス幅が拡大している。雇用DIはプラス幅が大幅に拡大しており、雇用面の悪化が鮮明になっている。
業種別に見ると、製造業では、大企業、中小企業ともに生産、売上のDIが大幅に悪化し、経常利益、業況の各DIでもマイナス幅が拡大している。さらに、雇用DIはプラス幅が大幅に拡大し、雇用の過剰感が鮮明である。建設業では、売上DIは若干悪化したが、経常利益、業況の各DIはマイナス幅がわずかながら縮小している。雇用DIはプラス幅が拡大した。卸売業では売上、経常利益、業況の各DIのマイナス幅が拡大し、雇用DIはプラスに転じ過剰感が表れている。小売業およびサービス業では、売上、業況ともにマイナス幅が拡大している。
来期(四月~六月)については、生産、売上、経常利益、業況の全てのDIについてのマイナス幅が拡大する見通しであり、全体として景況のさらなる悪化が続くと予想される。





