政策監 福井、山田、北沢氏 農水部長 瀬古氏
◇全県
県は「平成二十一年度人事異動」を二十六日に内示、四月一日付けで発令する。機構改革では、南部、東近江、湖東、湖北の四地域振興局、甲賀、高島の二事務所を廃止し、土木事務所、環境・総合事務所などの単独事務所を設置する。人事異動の規模は、昨年並みの千七百人程度が見込まれている。【石川政実】
二十年度末の退職予定者は、部長級六人、次長級十一人、課長・参事級は五十七人、その他が九十七人の計百七十一人。部長級は六人だが、びわ湖ホール理事長兼館長の井上建夫氏は定年後も留任と見られ、実質的には五ポストの空席。振興局の廃止によって、部長級の振興局長四人が戻るため、次長級からの昇格は一ポストのみ。
このため、例えば経営企画室(次長級)を部長ポストに格上げしたり、市町合併やダムなどの課題を抱える湖北、湖東の振興局長を暫定的に理事で残す苦肉の策で、部長ポストを一~二増加させると見られる。
知事直轄の政策監には、知事の信任の厚い瀬古良勝・商工観光労働部長が最右翼だが、部長間のさばきを重視するなら北沢繁和・湖北地域振興局長、調整型なら山田光二・南部振興局長、抜擢では福井正明・県教育次長らが有力。
瀬古氏が政策監なら、農政水産部長は、谷口孝男・同部次長の抜擢となるが、むしろ農政畑の瀬古氏は農政水産部長が本命。瀬古氏が動けば、雇用対策など重要な商工観光労働部長は、国から来ている笠松拓史・総務部次長が有力だが、商工課の経験のある山田氏もありえる。
一方、県民文化生活部長は、順当なら中村きよ子・東近江振興局長だが、むしろ福井氏、村木守雄・病院事業次長などを昇格させる可能性の方が高い。会計管理者は、古川源二郎・企業庁長や中村氏などベテラン勢か。古川氏が横滑りなら、企業庁長には技術畑の川那部隆二・湖東振興局長が後釜に。また、監査委員局長には、政策監が外れれば、山田氏、北沢氏らが回るハメになる。中村氏は、経営企画室長(部長級昇格)や特定プロジェクトの起用が本命か。
なお、二十年度末の部次長級の退職予定者は、次のみなさん(敬称略)
【部長級】橋本俊和・会計管理者▽秋山茂樹・監査委員事務局長▽但馬甚一・農政水産部長▽沢井進一・県民文化生活部長▽上原正男・政策監▽井上建夫・びわ湖ホール理事長
【次長級】山邊吉蔵・土木交通部技監・道路公社理事▽吉田敏雄・土木交通部次長▽松井耕一・労働委員会事務局長▽竹嶋道江・会計管理局次長▽井町建夫・住宅供給公社理事▽土屋恵章・琵琶湖環境部管理監・下水道公社常務理事▽中西與志治・高島県事務所長▽西村幸夫・教育委員会管理監(スポーツ健康課長事務取扱)▽伊藤貢・琵琶湖環境科学研究センター副センター長▽大谷博実・農業技術振興センター所長▽林英志・農政水産部技監(水産課長事務取扱)。





