滋賀、大阪から反対意見
◇全県
大戸川ダム(大津市)を盛り込んだ国の淀川水系河川整備計画案について、嘉田由紀子・滋賀県知事と橋下徹・大阪府知事は十三日、国土交通省近畿地方整備局を訪れ、木下誠也局長に知事意見を提出した。ダム計画について、滋賀、京都、大阪の三府県知事は中止で合意している。京都府の山田啓二知事は今月下旬に提出する。
両知事の意見書は主に、▽大戸川ダム中止▽丹生ダム(余呉町)事業の調査・検討結果の早期提示ーなど。
焦点の大戸川ダムは、「一定の治水効果があることは認める」としながらも「施策の優先順位を考慮すると、河川整備計画に位置付ける必要はない」と中止を求めている。
中止の場合、不透明となっている県道(大津ー信楽線)付け替え工事については、「生活再建にかかわる事業や地域として振興策」として「国が引き続きその責務をはたすべき」としている。
この中で橋下知事は「全部そっちでやって下さいとは言わない。行政の方針転換で住民が迷惑しているので、道路が放ったらかしにならないよう、ここはしっかり行政でケアをしなければ」と述べた。
嘉田知事は「大変ありがたい。事業の継続ということは地元のためお願いしたい」と求めた。
この後、会見した木下局長は「全ての意見書をよく読み、それを踏まえて計画をつくりたい」と答えるのにとどまった。






