寸劇で非行防止教室
住宅密集地で水利困難 想定
平成11年度の県指定文化財
日本初演・西日本独占公演
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年3月5日(日)第12171号
地元優良企業29社参加
新転地探しに厳しさ反映
=八日市で合同求人選考会=
(湖東・八日市市)
一般求職者を対象にした合同求人選考会「2000すぷりんぐフェアin八日市」が三日に八日市駅前のアピアホールで開かれ、厳しい経済雇用情勢を反映して大勢の求職者が企業の面接を受けた。
合同求人選考会には、商工会議所会員など八日市市周辺の製造、販売、流通、化学、サービス業など、地元優良企業二十九者が参加。四月スタートに向けて準備を進めている介護保険関連企業の参加も目立った。
企業人事担当者の面接が直接受けられるとあって、一般求職者に混じって今春卒業予定の学生や、来年、再来年卒業予定の学生の姿も多数見られ、受付締切時間ぎりぎりまで面接希望者が次々と詰めかけていた。
参加者は、求人一覧表で条件の合う事業所をチェックしたあと、希望する事業所のテーブルに着き、人事担当者から事業内容などの説明を聞いたり、質問するなどして求人条件を確認して、面接を受けていた。中には、数社の面接を受ける積極的な参加者もあった。
合同求人選考会を主催した八日市商工会の奥村晃一郎会頭は開会のあいさつで「厳しい状況が続くが、優秀な人材の発掘で地域経済の活性化につなげたい」と述べ、同じく主催者で八日市公共職業安定所「ハローワーク八日市」の中川善雄所長も「求人倍率は○・六一倍とやや上向きになってきていますがそれでもまだまだ厳しい状況に変わりはありません。今回の選考会で一人でも多くの人の就職が決まることを期待します」と参加者を激励した。
寸劇で非行防止教室
万引き 絶対しない
=八日市署と少年補導員ら=
(湖東・八日市市)
八日市署と八日市神崎地区少年補導員会は二日、八日市市立船岡中学校で寸劇を上演して非行防止を訴えた。
昨年、管内で万引きにより補導された少年は五十一人(男子四十七人、女子十四人)で、前年より十七人(五○パーセント)も増加していることから、同署と地区補導員有志に、日野署、愛知川署、県警本部サポートセンター女性補導職員らが加わって非行防止教室を開いたもので、同校格技場で三年生百三十五人を前に、女子中学生の万引きを題材にした寸劇を熱演した。
真剣な表情で寸劇を見学していた生徒はからは、「話しだけより判りやすくておもしろかった」「万引きも犯罪であることを再確認した」「絶対にしないでおこうと思った」などの感想が聞かれた。
寸劇による非行防止教室は今回がはじめての試みで、今後も機会があるごとに上演することにしている。
八日市市 瓜生津町 弘誓寺付近から出火?
きょう早朝 火災防ぎょ訓練
住宅密集地で水利困難 想定
=パレードも 消防団員ら総出動=
(湖東・八日市市)
「危ないよ!ひとりぼっちにした・その火」を統一スローガンに、春の全国火災予防運動が一日から消防記念日の七日まで展開され、ポスターやノボリなどで防火意識を高めるほか、街頭啓発や消防訓練、設備点検、査察、職場での管理指導など防火体制の充実に取り組んでいる。
八日市市は、市内八分団の消防団員(二百四十人)や八日市消防署員らが出動して、住宅密集地における火災を想定した防ぎょ訓練を五日午前七時から約一時間半行う。消防水利の掌握と長距離送水訓練を中心に技術の向上を目指すほか、訓練後の市内消防パレードで防火意識の高揚を図る。
訓練は、彦根地方気象台が四日午後十時に発表した「乾燥・強風注意報」に続き、翌五日午前六時には県下全域に「火災警報」が発令され、消防機関が厳戒体制に入った同六時五十八分、同市瓜生津町の弘誓寺裏の竹林から出火・・を想定して行われる。
119番通報を受けた東近江消防本部司令室は、八日市消防署消防隊に出動命令を下す。一方、一斉指令(火災情報連絡)で八日市市消防団の第一分団(玉緒)が直ちに現場到着し、瓜生津町自警団とともに消火活動に入る。
第二分団(御薗)も水幕ホースで本堂への類焼を食い止めるが、現場付近は枯れ木や倒木が多く、強風下で大火災になると判断した現場本部は、消防団各方面隊に出動を要請する。
第三(八日市)や第五(中野)、第八(南部)、第四(建部)、第六(市辺)、第七(平田)の各分団が続々と現場に集結し、近くの新溜や蛇砂川、防火水槽から中継送水などして、延焼防止や消火に努める。
強風にあおられながらも消防団らによる必死の消火活動で火は鎮圧した、との火災防ぎょ訓練。一般市民へは、訓練の始まる午前七時から一分間、サイレンを鳴らし防火への意識を高めてもらう。
訓練後の午前十時からは市内防火パレードを行う。市役所前を東部、中部、西部の三コースに分かれて出発し、消防車八台ほか広報車などで地域住民へ火災予防への啓発に努める。このほか期間中、各分団は水利調査、消火栓点検、車庫用具整理などのほか、独居老人や寝たきり老人世帯への戸別防火査察にも取り組んでいる。
平成11年度の県指定文化財
永源寺山門など新たに9件
=有形・無形など合わせ408件に=
(全 県)
県教委は二日、県文化財保護審議会(伊藤唯真会長)の答申を受けて平成十一年度県指定文化財に永源寺山門など九件を新たに指定した。
新たに指定を受けたのは、永源寺町高野の永源寺所有『永源寺山門』、安土町の正禅寺所有『大般若波羅蜜多経』(だいはんにゃはらみたきょう)、愛東町の曹源寺所有『霊仲禅英墨蹟』(れいちゅうぜんえいぼくせき)など有形文化財六件、日野町『日野のホイノボリ』など無形文化財二件、余呉町中河内『ユキツバキとザゼンソウ群落およびその自生地』天然記念物一件の計九件。
永源寺山門は、県内で遺構の少ない禅宗様の技法を取り入れた江戸時代後期の独特の構造を持つ建物で、後世の改造も少なく、さらに門としては最も重厚な二重門の形式をとっており、五間三戸とする県内唯一の貴重なもの。
また、安土町の『大般若波羅蜜多経』(六百巻、南北朝・江戸時代)は、県が十一か年をかけて中世以前の大般若波羅蜜多経の調査を実施し確認した百三十二か所の所在の内の一つであるが、同経は近江守護六角崇永が深く関わった経典であるうえ、刊記にもみえる新宮大社(現・新宮神社、安土町下豊浦)に近年まで伝えられていたという点で「本県の文化史、仏教史上の価値が極めて高い」として指定を受けた。
今回の新指定により県指定文化財は総計四百八件。
日本初演・西日本独占公演
ネザーランド・ダンス・シアター2
=4月19日 県立びわ湖ホール=
(湖西・大津市)
人気・実力ともに世界を代表する振付家イリ・キリアンを中心に活動するダンス・カンパニー『ネザーランド・ダンス・シアター2(NDT2)』の日本初演、西日本独占公演が四月十九日午後七時から、県立芸術劇場びわ湖ホールで行われる。
古典と現代、東と西を融合させた新しいバレエの創造を目指して一九五九年、オランダで設立されたNDTは、現在、年齢別の三つのカンパニーを持ち、今回来日するNDT2には世界中のオーディションから選ばれた17~22歳までの十六人のダンサーで構成され、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアなど世界を巡回している。
NDT2の舞台は、若さを最大限に活かしたダイナミックかつスピーディーなダンスが見物で、その独特のスタイルは世界中の観客を熱狂させている。
料金はS席七千円、A席六千円で全席指定。チケットおよび問い合わせは同ホールチケットセンター(TEL077-523-7136)へ。





