新たに防火誓う
8分団から240人が勢揃い
びわこ新年互礼会
猫又さん描く鳥獣画約80点で綴る
日野町
光源氏が年賀状配達
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年1月7日(金)第12105号
(湖東・能登川町)
能登川町立博物館で、第十四回企画展「鳥獣画で描く宮沢賢治の世界」が始まった。三十日まで。
同展は、子どもから大人まで幅広い年齢層に親しまれ、愛され続けている作家宮沢賢治の童話の世界を、ウサギやサルなど身近な動物を戯人化した鳥獣画で描いた原画展で、作品は大津市在住の松澤修さん、通称『猫又』(ねこまた)さんによるもの。
猫又さんは、絵画をはじめ彫刻や焼物など、多彩な趣味を生かしたマルチ作家として活躍し、同館が毎年クリスマスシーズンに開いている『クリスマスリース手作り教室』でも指導者として参加している。
会場では、宮沢賢治の代表作ともいえる『風の又三郎』と『注文の多い料理店』の二つのストーリーを、猫又さんならではの独創的な筆遣いで描かれた挿絵約八十点で案内。場内の各所には物語りから飛び出したようなネコの彫刻や焼物など約三十点も合わせて展示されており、宮沢賢治の神秘的で不可思議な世界を体験することができる。
また、十六日には午後四時と同七時半の二回、八日市市在住のチェロ演奏家・塩由里さんの伴奏とともに聞く猫又さんによる『朗読会』も開かれる。入場はいずれも無料。問い合わせは同館(TEL0748-42-7007)へ。
日野町
平安時代にタイムスリップ
光源氏が年賀状配達
=千年紀祝うイベント=
(湖東・日野町)
近江日野郵便局のユニークな年賀状イベント配達が一日に行われ、源氏物語の主人公・光源氏にふんした局員が、ギンザ商店街(大窪)で平安時代絵巻を繰り広げた。
この取り組みは日野町を全国的にPRしようとするもので、これまで「水戸黄門」「忠臣蔵」などをテーマにしてきた。今年は千年紀(ミレニアム)にちなんで、西暦二〇〇〇年を記念して発行される二千円紙幣の表面図柄である「源氏物語絵巻」を取り上げた。
平安時代の貴族が着ていた「狩衣(かりぎぬ)」に身を包み、おしろいで化粧をした局員は、今年の干支である辰のみこしを引き連れて、優雅な足取りで七十世帯の家庭を訪問した。
玄関先で待ち受けた住民は、公家姿の局員を見て「本当にきれいな化粧をしていますね。年始早々から年賀状を手渡しでもらえるのはめでたいこと」と、顔をほころばせていた。






