端午の節句 土人形や鯉のぼりも
【東近江】 五個荘近江商人発祥の地であり、重要伝統的建造物群保存地区でもある東近江市五個荘金堂。そのまちなみに佇む近江商人屋敷などで、子どもの健やかな成長を願う武者人形の展示「商家に伝わる武者人形」が始まった。
端午の節句に合わせたこの展示では、江戸時代から先祖代々引き継がれてきた貴重な人形約40組が披露されている。会場は、外村繁邸、中江準五郎邸、藤井彦四郎邸の近江商人屋敷3館と、金堂まちなみ保存交流館。
外村繁邸では、豊臣秀吉や楠木正成の本陣を人形で再現した迫力ある「陣中飾り」を展示。また、藤井彦四郎邸では、長さ6メートルにも及ぶ和紙でつくられた「坂田の金時鯉のぼり」などが来館者の目を引きつけている。
今回、織田信長や加藤清正など武将をモデルにした郷土玩具「土人形」が、中江準五郎邸で初公開となっている。土人形は、素焼きの土で人物や動物、縁起物などをかたどった素朴な人形のことで、京都伏見人形や愛知の三河系土人形などが広く知られ、五個荘発祥の「小幡人形」も伏見人形の流れを汲んでいる。館内には、大きく色鮮やかさが特徴の三河系の土人形も並び、端午の節句を彩っている。
展示は5月6日(午前10時~午後4時半)まで。料金は、近江商人屋敷3館共通券が大人1千円、小中学生500円(単館入場券は大人400円、小中学生200円)。
期間中の休館日は4月27日、30日。なお、金堂まちなみ保存交流館は入館無料で、28日も休館。同館の開館は午前10時半から。







