【米原】 県北部の芸術文化発信拠点として多彩な事業に取り組んでいる県立文化産業交流会館(米原市下多良2)がこのほど、来年度自主事業のラインナップを発表した。
同館では「人口減少や高齢化が進む中、子どもたちが音楽や演劇などに触れること、誰もが気軽に芸術文化に親しんでもらう場を作りだしていくことは大切な使命」とし、特に、豊かな自然と歴史に彩られた県北部の伝統や文化の発信に力を込めた事業に取り組んでいる。
来年度事業のうち、力を込めてPRしているのは次の3事業。
(1)「長栄座」=毎年夏にイベントホール内にかつて長浜市内に建てられていた芝居小屋を再現する恒例の「長栄座」公演も今年で15年目を迎える。来年度は、2024年から3か年計画で取り組んでいるテーマ「湖北百景」の集大成として「観音さんの里」を上演する。渡岸寺の国宝・十一面観音や湖北の観音信仰を題材とした井上靖氏の小説「星と祭」をモチーフに浪曲と日本舞踊による新たな舞台作品を生み出す。公演日時は8月2日午後2時から。一般4000円、24歳以下2000円。チケット発売は5月23日から。
(2)「ユースシアター事業」=湖北地域を舞台に公募した青少年によるミュージカル。10年目となる来年度から俳優としても活躍する守山市出身の大塚宣幸氏を作・演出に迎えた新体制で臨む。大塚氏は「若い人たちのエネルギーや価値観を生かし、史実とフィクションを融合させた人間ドラマにしたい」と期待を述べる。出演者の募集は5月~6月を予定。公演日時は12月20日午後2時から。料金は一般2000円、24歳以下1000円。チケット販売は10月31日から。
(3)「ぶんさん0歳児からのコンサートvol.6 ぱふぉーまんすと楽しむおーけすとら」=全ての世代が楽しめるオーケストラとパフォーマンスのコラボレーションコンサート。ベビーカーや車いすのまま鑑賞できる席も用意される。指揮を担当する米田覚士氏は「耳でも目でも楽しめるのがこのコンサートの魅力。舞台と客席の垣根を越えて一緒に楽しめる時間を届けられたら」とコメントしている。公演日時は11月23日午後2時から。料金は一般2000円、24歳以下1000円、小学生以下500円、2歳以下の膝上鑑賞は無料。チケット販売は9月12日から。






