【近江八幡】 近江八幡市内の「朝鮮人街道」を舞台に、日韓の伝統文化・芸能文化を通じて地域文化への理解促進と次世代への継承を目指すイベント「朝鮮人街道フェスティバル」が24日、25日、日牟禮八幡宮(近江八幡市宮内町)を主会場に旧市街地一帯で開催される。
このほど、同イベントを主催する実行委員会のメンバーらが県庁で記者会見を開き、イベントへの意気込みを語った。
「朝鮮人街道」とは、江戸時代、外交使節団として来日した朝鮮王朝の「朝鮮通信使」が通ったとされる道を地域で呼び習わしている愛称。近江八幡市内にはその足跡を辿れる史跡が残っている。また、同市は韓国・ミリャン市と姉妹都市協定を締結し、今も交流を続けている。
2025年、同市出身の太鼓奏者・大橋亮介さんがミリャン市で開催された和太鼓と韓国舞踊のコラボレーションイベントに出場した際、イベントの橋渡しとして活動していた京都府在住の韓国舞踊家・金一志(キム・イルチ)さんから「近江八幡市でもイベントができないか」ともちかけられたのを機に、近江八幡市在住をはじめとした有志で実行委員会を結成、初のイベントを企画した。
同フェスティバルでは、25日、正午~午後1時30分に和太鼓や韓国舞踊などの一団が旧市街地をパレードし、日牟禮八幡宮を目指す。その後、午後2時~午後3時に日牟禮八幡宮に設置されるメインステージで和太鼓、しの笛、韓国舞踊などが披露され、フィナーレは、来場者も交えて江州音頭と韓国・ミリャン市伝統のミリャン・アリランを複合させたコラボレーションステージも予定している。また、同日午前10時からは韓国料理や日本のファストフードなどのキッチンカーが約20店舗出店する「グルメフェス」、クラフトや韓国の伝統衣装試着体験、韓国の伝統楽器に触れられるコーナーなどの「歴史・文化体験ワークショップ」なども開催される。
さらに、24日午後3時~午後5時と25日午前10時~午後3時には、一帯で「朝鮮人街道」の石碑や朝鮮通信使が宿泊した寺院などを巡ってキーワードを集める「キーワドラリー」も開催。参加費無料。キーワードを4つ集めると、韓国の菓子がプレゼントされ、さらに近江八幡図書館のボーナス地点も回ることで、両日併せて先着100人に「グルメフェス」で使える金券が当たる。
大橋さんは「人と人がつながる機会として、毎年開催していきたい」と述べている。
同委ではイベント開催に向け、資金の一部をクラウドファンディングで募っている。詳細は同イベントのクラウドファンディングページ(文末二次元コード)を参照すること。







