全国の高校生対象に募集 金融経済教育推進機構
【近江八幡】金融経済教育推進機構(J―FLEC)が、昨年9月15日に応募を締め切った「金融と経済を考える高校生小論文コンクール」で、近江兄弟社高校3年、林和樹さんの作品「『三方よし』から『未来よし』へ」が特選(日本銀行総裁賞)に選ばれ、12日同校で表彰式が行われた。
特選の賞状を手にする林さん(左)と村國日本銀行情報サービス局長
コンクールは、金融や経済に関する正しい知識を身につけ、適切な判断や計画的な生活設計を行える生徒を育成し、青少年の健全な金銭観や価値観、考える力を育み、より多くの生徒に金融や経済を身近なものとして再認識するきっかけにしてもらうことを目的に同機構が主催。今回で第23回を迎える。
岸本副知事を表敬訪問した県内からの入賞選手
今回は全国から2739編が寄せられ、審査の結果、特選5編、秀作5編、佳作10編、学校賞5校が選ばれた。
午後2時から行われた表彰式では、村國聡日本銀行情報サービス局長から林さんに植田和男日本銀行総裁と安藤聡・同機構理事長の連名賞状と副賞(奨学金5万円)、同校に同理事長名の学校賞が贈られた。
式で村國局長は「林さんの作品は、三方よしをテーマに、高校生も社会を変えて行く、そして自身がその担い手となりうるという自覚をもとに金融の未来を動かして行く、投資の流れを生み出して行くというスケールの大きな提言を行っている点が高く評価された。正に地に足がついた提言が行われており、同時に国全体、金融全体の視野の広さも兼ね備え、大変、読み応えのある作品でした」と林さんの受賞を称えた。
特選の賞状を手にする林さん(左)と村國日本銀行情報サービス局長
林さんは、あいさつで「近江八幡は近江商人の三方よしという考え方が深く根付いているまちです。(小論文では)それを私は、現代的に捉え直して『未来よし』という考え方を伝えさせていただきました。近年、持続可能な
祈祷札に向けて投石を楽しむ子どもたち
社会という言葉をよく耳にしますが、私はそれを理想として語るのではなく、しっかりとしたデータに基づいて判断を下して行くことが重要だということを示させていただきました。今回の受賞を励みにこれからも歩みを進めて行きたいと思います」と喜びを語った。






