小椋市長「絶対に事故は起こさない」半径200メートル以内立入禁止
【東近江】 東近江市は、東近江100畳敷大凧の11年ぶりの飛揚を「昭和の日」(4月29日)に近い5月2日、能登川ふれあい公園(同市栗見新田町)で実施すると発表した。判じもんの図柄は、「慶祝 昭和百年」。東近江の空から大凧を通じて全国に「慶祝」のメッセージを発信する。
主催は東近江大凧保存会で、後援の東近江市が予算面、人員面で支援し、危機管理を含めた安全対策を万全の態勢でバックアップする。
今回の飛揚は、国選択無形文化財である伝統行事「大凧揚げ習俗」の保存・継承を目的に凧揚げのみを行う。
最も重視するのは安全対策だ。2015年5月の大凧落下で起きた死傷事故を教訓に、「絶対に事故は起こしてはいけない」と、小椋市長は先月24日の会見で述べた。警察・消防の助言を受けながら安全対策の協議を進めており、安全管理マニュアルを策定する。
具体的には、大凧を制御するため引き綱の末端を地上で固定する重しに、給水タンクを満タンにした散水車(重量20トン)を使用。さらに、重しから半径200メートルの範囲内を関係者以外は立ち入り禁止とする。
当日は午前10時に開会式を行い、11時前後に飛揚を行う。
会場には駐車場はなく、車、バイクは駐車できない。臨時駐車場を能登川支所、能登川グラウンド、能登川北小学校に設ける。
シャトルバスは、JR能登川駅、能登川支所、能登川グラウンドから運行する。
東近江大凧保存会の山田敏一会長(71)は、「みなさんに感動を与えられ、保存会も技術の伝承になればと思う」と語った。







