「新たな滋賀の道づくりのため」と決意 多選への県民の審判も仰ぐ選挙戦に
【県】 7月に実施される任期満了に伴う県知事選挙に現職の三日月大造氏(54・3期)が16日、4選への出馬の意向を表明した。同日時点で同知事選へ立候補の意向を示したのは三日月氏が初となった。
三日月氏は、現在開会中の今年度県議会2月定例会議の初日に実施した来年度予算案など知事提出議案の説明の最後に「これからの滋賀の歩みついて」として決意を述べた。
三日月氏は「間もなく知事として3期12年を迎えようとしている。この間、その職責の重さを日々刻々、胸に刻みながら対話・共感・共働・現場主義を貫き、一人ひとりの声に耳を傾け、その思いを県政に届け、県政運営に全力を注いできた」と振り返り、議員や職員、関係者、妻に感謝を述べた。
続けて、「今、人口構造や技術の進展など、社会の様相が大きく変わることを想定し、滋賀は新たな社会の自治の礎づくりに取り組んでいる。2026年からの次なる四半世紀、一人ひとりが未来を想像し、考え、大切なことを守り、不安や悩みに寄り添い、夢や希望をともに紡いでいくためにも暮らしや社会、私たちの当り前を変え、作り直す『リ・デザイン』が重要だ」とし、「2050年、滋賀はどのような姿でありたいのか、津々浦々を歩き、見て聞いて語り、心で感じたことを胸に、『ともいき、ともうみ、ともそだて』による、ともに生きる『健康しが』を実現し、皆様と一緒に幸せが続く滋賀を実現させていただきたい。そのためにもこれまでの歩みの中で培った経験と信念、積み上げてきた全てを力として、新たな滋賀の道づくりのため4期目に挑戦する決意を固めた」と述べた。
さらに、県会後の記者会見では、「ともに生きる『健康しが』づくりを更に進める必要と責任があるのではないかと思うに至った。3期12年、そこからさらに先へ進ませてもらえるのであれば、長期政権になるという批判・批評も含めて皆さんの審判を仰ぐことになる。自身は謙虚に引き続き、知事としての職務を遂行することを説明していきたい」とした上で、「12年間経験したからこそ出来る様々な取り組みを負託に応える形で努めていきたい」と語った。
また、選挙戦では「基本的にはこれまで通り、無所属で臨む方針」とし、「具体の政策はこれから作っていく」としている。
三日月氏は1971年、大津市出身。県立膳所高校、一橋大学を卒業後、JR西日本勤務などを経て2003年に衆議院議員に初当選、4期目途中の2014年に国会議員を辞職して滋賀県知事に立候補、初当選した。現在3期目。任期は今年7月19日に満了となる。






