国政刻刻 厚生労働大臣に就任
高市内閣の発足に伴い厚生労働大臣に就任致しました。厚生労働行政は国民生活に密接に関わる分野です。責任の重さに身の引き締まる思いです。
厚労省の役割は、社会保障政策や労働政策を通じて、国民生活の質の向上に寄与することです。厚生の語源は、中国の古典「書経」の「正徳利用、厚生惟和」という一文にあり、「生を厚くする」とは、「衣食を十分にし、人々の生活を豊かにすること」を意味します。
就任に際し、総理からいくつか指示がありました(1)次なる感染症危機への対応に万全を期すこと、(2)全世代型社会保障の構築を図ること、(3)働き方改革を推進し、働く環境を整備することなどです。
このうち、全世代型社会保障とは、全ての世代が能力に応じて支え合い、必要なサービスが提供される、持続可能な社会保障を目指すものです。高齢化の中で社会保障給付は増大していますが、一方で現役世代の過度な負担も問題となっています。新たに日本維新の会との連立政権を樹立しましたが、その合意の一つは、現役世代の保険料負担を引き下げていくことです。検討事項は多岐にわたりますが、まずは、病床削減や医療DXの推進による医療の効率化を実現していきます。
また、「攻めの予防医療」の推進も重要です。人生100年時代のほぼ全てを健康に過ごすことができればそれは素晴らしいことです。健康寿命の延伸を目標に、がん検診の一層の充実等に取り組みます。
働き方改革関連法が施行され5年が経過しました。この間、長時間労働の是正や女性の就業率向上など一定の成果を上げてきました。引き続き、各人のニーズに合った働き方が可能となるよう不断の改革に努めて参ります。
厚生労働行政は課題山積で、すぐに答えの出るものは少なく、長期的な視点や様々な施策のパッケージが求められます。国民の皆さまの想いや悩みに寄り添いながら、結果を出せるよう全力で取り組んで参ります。引き続きのご指導をお願い致します。






