世界バラ会議で優秀庭園賞受賞
【米原】 バラと宿根草の英国式庭園を中心とした複合型観光施設ローザンベリー多和田(米原市多和田)が今年5月、広島県福山市で開催された「第20回世界バラ会議福山大会2025」で優秀庭園賞に選ばれた。
このほど、同施設の大澤惠理子オーナーと庭園部バラ担当ガーデナーの西居秀明さん、同部ガーデナーの中村優太さん、広報の宮元智代子さんが県庁で東勝副知事を表敬訪問し、受賞を報告した。
世界バラ会議は約40か国が加盟する世界バラ会連合が主催する国際会議。3年に一度、加盟国の持ち回りで開催され、世界のバラ関係者が一堂に会し、加盟国間のバラ愛好家の交流や情報交換、知識の啓発と普及、研究の促進、バラの分類、審査基準の標準化などを議論するとともに、バラや植物の植栽の管理など厳しい審査基準をクリアした優れたガーデン(庭園)に与えられる優秀庭園賞の審査・決定がされる。
同施設は2011年にオープン。庭園にはつるバラを中心に中国、ラオス、インドなどアジアの貴重な野生種のバラをはじめ約400種、1000株以上のバラが植えられ、専門のガーデナー(庭園整備士)が植栽の維持や管理を行っており、幅広い年齢層から親しまれている。
同会議今大会では世界各国から審査基準をクリアした15庭園が同賞にエントリー。最終審査を経て、8か国9庭園が受賞、国内からは同施設の他、国営越後丘陵公園(新潟市)内にある「ながおか香りのばら園」が受賞した。
副知事室で東副知事と対談した大澤オーナーは受賞の理由について「木々や宿根草と一緒に植栽し、美しい風景を維持していることが認められた」などと説明した。
東副知事は「種の保存や、子どもたちにも分かりやすい解説を心がけるなどの取り組みも素晴らしい」と同施設の受賞を祝った。
表敬訪問後の記者団の取材で大澤オーナーは「審査基準を満たすための期間が大変だった」と振り返り、「バラを育てることに100%の完成はない。毎日、挑戦する気持ちで庭園を造ってきた。少しでも多くの人がバラを見て癒やしを感じてもらえれば」と語った。






