「多様な仲間と 築く安全 未来の職場」
【大津】 建設業労働災害防止協会滋賀県支部(大津市におの浜1、奥田克実支部長)がこのほど、今年度の「建設業安全衛生大会」を大津市内で催し、参加した同支部会員や会員事業所の従業員、建設産業団体関係者、専門工事業者団体関係者ら約450人が、労働災害を根絶するための大会安全宣言を改めて確認した。
同大会は、建設業の労働災害を根絶し、安全で快適な職場環境を実現するために職場の安全と健康管理に関する意識高揚を図ることを目的に、同支部と滋賀労働局が主唱する「建設業労働災害防止強化週間」にあわせて毎年開催されている。
同支部によると、昨年度、県内の建設業における労働災害の発生状況は、新型コロナウイルス感染症関係を除く休業4日以上の死傷災害が前年から7件増加の129件だった。また、死亡災害については前年より2件増加の5件と、こちらも増加している。
大会で主唱・主催者としてあいさつした奥田支部長は県内の労働災害の状況を紹介し、「非常に憂慮すべき事態だ。我々はこれらの災害についてしっかりとした認識を持ち、今一度、基本に立ち返って安全対策を進めなければならない」と述べ、同支部が今年度のスローガンとして「多様な仲間と 築く安全 未来の職場」を掲げていることに触れ、「発注者、施工者、行政機関と支部が一体となって労働災害の根絶に取り組む。会員企業の皆さんには、さらに積極的な安心安全、快適な職場形成を心がけてほしい」と来場者に呼びかけた。
大会では安全衛生に取り組んだ事業者や個人の表彰が行われた後、来場者は大会安全宣言として「リスクアセスメントの実施の徹底・安全施行サイクルの徹底・安全衛生教育の徹底」を最重点とする大会安全宣言を宣誓、続いて建設業労働災害防止協会安全管理士の東昭三氏による特別講演「建設工事の安全管理について」を聞いた。






