第107回全国高等学校野球選手権滋賀大会準決勝
【大津】 24日の準決勝は、東近江勢の対決となり、注目の一戦となった。八日市は、23年ぶりに準決勝に進出し、連覇を狙う滋賀学園に挑んだものの、1―3で惜しくも敗れた。
3季連続の甲子園に王手をかけた滋賀学園はあす26日の決勝戦で、綾羽とマイネットスタジアム皇子山(大津市)で対戦する。
滋賀学園はあす決勝
準決勝のこの日、滋賀学園は初回で先頭打者の中松昇汰選手の二塁打、4番の吉森爽心選手のタイムリーヒットで先制した。強力打線の前に立ちはだかったのは、テンポのよい投球スタイルが持ち味の八日市のエース、谷川瑠投手だった。
「球速では抑えられないと思い、コースだったり、変化球の使い分けを意識して投げていた」と、谷川投手。
しかし、流れを崩したのは、やはり滋賀学園の吉森選手だった。七回2死二塁から再びタイムリーヒットを放ち、3点目の追加点により八日市を突き放した。七回途中まで3失点に抑える好投をみせた谷川投手だったが、滋賀学園は、守りから攻めにつなぐ粘り強い野球で勝利をたぐりよせた。
試合後、八日市側のスタンド席では、「フレー、フレー、八日市」、「フレー、フレー、滋賀学園」と、八日市の健闘をたたえるとともに、滋賀学園の甲子園出場を祈るエールが沸き起こり、灼熱の夏の青空に響きわたった。
谷川投手は激闘を終え、「今までで一番の盛り上がり。最後の最後(準決勝)まで上がってこられたことに、チーム全員悔いはない」と振り返り、後輩らに「みんなならできるので、安心して任せられる」と、白い歯をみせた。
滋賀学園 100 010 100 3
八日市 000 010 000 1









