東近江市商工会女性部
【東近江】 東近江市商工会女性部はこのほど、部員の紹介冊子を新たに作成した。その名も『現代版 近江商人図鑑 華麗なるオバマジョ~図』。事業所紹介に加え、特集では部員の趣味や生活スタイルなども紹介し、人柄や魅力を存分に発信できるよう工夫した。女性部の北川陽子部長は「言い換えて『加齢なるオバ魔女~ズ』。単なる部員紹介や業種案内ではなく、仕事・活動に対する熱い思いや、その人の持つ人間力にフォーカスを当てた。部員間の原動力にもつながれば」と話す。
約220人の女性部員で構成される同部では、経営に対する学びや部員間の情報共有・発信などを目的に、2021年から近江商人の理念「三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)をはじめ、持続可能な開発目標「SDGs」についての研修を重ねてきた。
その成果をまとめた冊子『近江商人図鑑 女性の目から見た近江商人』を22年に作成。近江商人の理念を分かりやくひも解くとともに、単身赴任で商売に励む主人に代わって本宅を任されていた「妻」の役割を紹介し、現代のSDGsに照らし合わせながら学びを深めてきた。今回はその第2弾として、現代版近江商人図鑑と題し、事業所を支える女性部員に光を当てた。
冊子はB5判カラー全39ページで、サポートメンバー17人で作成。表紙には東近江市の花「ムラサキ」をあしらうなど色合いもカラフルに仕上げた。
「オバマジョ」というネーミングに北川部長は「自虐的な意味もあるが、知恵と豊富な経験、不思議な力に親しみとリスペクトを込めた。若い人がこんな大人になりたい、こんな活動がしたいと言ってもらえるようなところを目指したい」と思いを語る。
冊子には全部員の名簿と事業所を業種別に記載し、9人の部員を特集で紹介。事業所のこだわりや今後のビジョンのほか、往年の趣味や現在チャレンジしていることなどを見開きページで細かく記し、部員のあまり知られていない「裏の顔」としてキャラクターを引き出している。
このほど開かれた女性部の総会で北川部長は「AIの普及によって今後の商売は人間らしさが求められる時代への移行が考えられる。言わば人間力が試されるとき」と、部員にスポットを当てた冊子作成への思いを語った。
「それぞれの思いを共有、発信することで人との関係が生まれる。今後の最終目標は、暮らしに必要な『もの、こと、ひと』の地域内循環。支え合えるコンパクトシティの実現を目指していきたい」と話す。
冊子に関する問い合わせなどは、東近江市商工会女性部(TEL0749―45―5077)へ。








