大会に向けコースの安全確認
【東近江】 カヤックや自転車、ハイク(登山)の3つのアウトドアスポーツで東近江市の自然や文化を満喫する環境スポーツイベント「びわ湖 東近江 SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)2025」の開催まで1カ月が切った。コース上では実行委員会を中心に安全の確認作業が行われ、全国からの選手受け入れに万全の準備が進められている。
同大会は、アクティビティを通じて自然の大切さについて考えようと、アウトドアブランドのモンベルが特別協賛するスポーツイベント。今年は全国11会場での開催を予定し、7回目の開催となる東近江市大会はその一発目を飾る。募集は締め切られ、現在約250人が出場を予定している。
今年のゴール地点は雪野山山頂(東近江市上羽田町)。選手は能登川水車とカヌーランドをカヤックでスタートし、琵琶湖で折り返して再び同施設から自転車で愛知川沿いを上って平田コミュニティセンターへ。そこから登山で雪野山を目指す。
雪野山は標高308メートル。1989年、山頂部で古墳時代前期の未盗掘の竪穴式石室が見つかり、雪野山古墳として2014年、国指定史跡に登録された。近年は、老若男女が気軽に登山を楽しめるトレッキングコースとしても人気を集めている。湖東平野を見下ろす展望台なども設置され、4月になると尾根ルートは紫色の鮮やかなコバノミツバツツジが並ぶなど豊かな草花が群生するほか、古墳をはじめ、平安時代の歌人・和泉式部の歌碑が設置されるなど歴史文化も色濃く残る。
この日は実行委員会の市職員と、雪野山周辺の保全活動を担う地元保全団体などの代表者らが登山コースの確認作業を行った。草木の除去や当日のルート案内人の設置個所などを再確認し、大会に備えた。
5月18日開催のアクティビティを前に市職員の松居正人さんは「自然に触れる身近な里山の魅力が再認識でき、親しんでもらえる山になります。大会当日、地域の皆さんには温かい声援を選手に送っていただけるとうれしいです」と話す。









