スポーツ、中国湖南省をテーマに企画展示に沿って専門家が講演
【東近江】 県平和祈念館(下中野町)の「平和教養講座」の前期スケジュールが決まった。事前申込不要。80人。無料。時間はいずれも午後1時半から。問い合わせは同館(TEL0749―46―0300)へ。
なお、開催日とテーマ、講師、内容は次の通り。
▽4月19日=「戦時期の国民統合と体育・スポーツ」(佐々木浩雄龍谷大学文学部教授) 戦争の時代、体育やスポーツは国家との結びつきを強めた。ラジオ体操やオリンピックをめぐる状況をトピックとして取り上げながら、戦争拡大に伴うなかでの体育・スポーツの位置づけの変化について、国民統合の観点からみる。
▽5月17日=「争い・スポーツ・応援の比較文化論」(丹羽典生国立民族博物館教授) スポーツの起源を争いや狩猟に求めることがしばしばあるが、応援の視点からニュージーランドの「ハカ」や日本の大学応援団の事例を検討し、現代文化にあらわれる民族的対立やアイデンティティとその変化をみる。
▽6月21日=「戦前・戦時下のスポーツと戦争」(権学俊立命館大学産業社会学部教授) 戦前・戦時下におけるスポーツと身体管理政策を総合的に検討することで、スポーツが近代日本社会と国民生活や意識などにいかなる影響を及ぼしたのか、明らかにする。
▽7月19日=「湖南省の人々の暮らしと戦争の記憶」(劉丹氏・総合研究大学院大学博士後期課程) 滋賀県と友好提携を結ぶ湖南省は、日中戦争の激戦地。改革開放以来、同省から多くの人々が、広東省などの沿海都市へ出稼ぎに向かったが、近年湖南省都・長沙は美食や娯楽で観光都市として脚光を浴びる。同省の暮らしと戦争の記憶を紹介する。
▽ 9月20日=「中国・湖南省の戦跡をたずねて」(朝倉敏夫同館長、日高昭子学芸員) 中国湖南省は、滋賀県出身者の部隊が日中戦争の終戦を迎えた激戦地である。県出身部隊が中国大陸で残した足跡を追う第37回企画展示(6月28日~12月)の内容を理解してもらうため、湖南省に残る戦争の記憶を紹介する。






