4日~6日ピアザ淡海で
【大津】 犯罪・事故などにより、理不尽に命を奪われた犠牲者の等身大オブジェに生前の写真や家族の言葉を添え、足元に生きた証である遺品の靴を置いたものを「メッセンジャー」として命の大切さを訴える「ミニ生命(いのち)のメッセージ展2025in滋賀」(主催・少年犯罪被害者「ゆうの会」)が4日午後1時~午後7時、5日午前10時~午後7時、6日午前10時~午後6時の各日大津市におの浜1のピアザ淡海205号室、206号室で催される。
このほど主催する同会代表の青木和代さん(大津市)らが県庁で記者会見を開き、「展示を見た人にまず事件や活動について知ってもらい、大きな気づきの場になってほしい」と来場を呼び掛けた。
青木代表は2001年、息子を同級生らからのいじめによる暴行で失っている。事件は息子の悠君が交通事故の後遺症を乗り越え、全日制の高校への入学が決まった矢先の出来事だった。青木代表は「残された家族がどれだけ苦しんでいるかを伝えたい」と語る。
同展は全国的に特定非営利法人「いのちのミュージアム」が09年から各地で開催しているが、県で開催されるのは03年ぶりとなる。青木代表は「他府県では毎年のように開催されているが、滋賀県では事件に無関心な人が多い」と述べる。今回は青木代表の同会が主催、全国規模母展示と比較すると「メッセンジャー」の数は少ないが、同法人も協力して実施する。
期間中は約60人の「メッセンジャー」が展示される。また、6日午後1時~は、04年におこった佐世保小6女児殺害事件で妹を失った遺族の講演会「犯罪被害者・きょうだいの居場所」、午後3時~は青木代表の講演会「少年法改正前日に息子の命を奪われて」が行われる。入場無料。






