日野俳句会「鳰の会」を講師に実際に見たことを俳句にする吟行体験
【日野】 日野町立日野小学校でこのほど、日野俳句会「鳰(にお)の会」メンバーを講師に招いた俳句学習が行われ、6年生107人が参加した。
この日は俳句の題材を求めて出かけ、実際に見て、触れて感じたことを俳句にする「吟行」(ぎんこう)を体験するため、児童たちは同町河原の「浄光寺」を訪ね、「鳰の会」のメンバーから現地で「龍の玉」(ジャノヒゲと呼ばれる植物の実)や「火鉢」などの季語を学んだ。
そして吟行を終えた児童らは、▽「5・7・5」の17音のリズムで構成すること、▽季語をひとつだけ取り入れること――など俳句のルールに悪戦苦闘しながら俳句づくりに挑戦。1人最大2句の俳句を無記名でつくり、班ごとに集めた句を前後の班で交換後、特に良いと感じた1句をクラス全体に紹介して健闘をたたえ合った。
選ばれた句は「鳰の会」メンバーから講評を受けたのち、最後に誰の句か挙手して「名乗り」をあげる、という句会の流れも実践され、普段なかなか触れることのない俳句文化を凝縮して体験する1日になった。
同会は「子どもたちにとって吟行っていうのは物珍しい貴重な体験。日本の季節を味わうことが俳句の特徴でもある。じっくり季語を探す魅力を知って、将来、日常のうるおいにつながれば」と話していた。
児童の俳句は「日野ひなまつり紀行」(2月9日~3月9日)で会場に掲示される。










