【東近江】布引焼窯元(東近江市外町)の作家、小嶋太郎さん(84)は16日、東近江市役所を訪ね、作陶人生65年の集大成を記念して昨年春に開催した作品展「日本の桜 四十七景」への協力のお礼として、同市と桜をイメージした尺皿(直径約60センチ)を寄贈した。
小嶋さんは一昨年、全国47都道府県の桜をモチーフにした作品群の創作を発案。同市に相談したところ協力の快諾を得て、各都道府県への仲介の労をとってもらった。桜の名所は、淡く豊かな色彩の独自の絵付け「七彩天日(ななさいてんもく)」により、陶板や尺皿、オブジェに表現され、昨年春に記念展が開催された。
この日、贈呈した作品は尺皿2点で、国の「公共建築百選」に選ばれている市役所本館庁舎(1977年築)と満開のソメイヨシノを優美に表現した作品と、それに太郎坊宮が鎮座する赤神山を加えた作品。
受け取った小椋正清市長は「47都道府県の桜を描くのは、小嶋さんならでは発想。大切にして、市民に見てもらいます」と謝辞を述べた。
小嶋さんは「最後の制作と思っていたが、これをきっかけに何かしら新たな制作に取り組みたい」と、ライフワークとなっているオーロラをテーマに創作意欲を見せていた。
作品は、2月11日の市制20周年記念式典で披露された後、公共施設で展示される。








