國本さんに委嘱状 地域おこし協力隊員
【近江八幡】近江八幡市の地域おこし協力隊の新しい隊員に國本生子さん(62)が着任し、15日市役所で委嘱式が行われた。現在、同市内に移住して活動する隊員は國本さんを含め9人。
市の文化・芸術によるまちづくり分野の隊員募集に応募して選ばれた國本さんは、環境保護とアートを繋げる活動や地元産業とアーティストとのコラボレーション、アーティストと地元住民が交わり共に活動できるサロン作りなどの企画立案に取り組む。任期は最長3年。
國本さんは、5年ほど前から人生の後半は自分の知識やスキルを地域のために活かしたいと考えるようになり、淡海文化振興財団の「おうみ未来塾」に入塾。大津市で面接を受けた際、目の前に広がるびわ湖の雄大さに心を奪われ、いつかはびわ湖のそばに住むことを決心したという。
塾生として何度も来県し、びわ湖での塾やボランティア活動に参加していくうちにその思いは一層強くなり、昨年から移住先や仕事を探していたところ、近江八幡市の協力隊員募集を知り応募。20年間勤めた通信会社を退職して隊員に着任した。
國本さんは「近江八幡は歴史ある町並みが魅力で、神社仏閣などが多い静かな町並みや風景は心が落ち着き、癒されます。隊員としては、びわ湖の清掃活動で集められたものを活用したアート作品や竹やぶを整理して出る竹材から生まれる美術作品など、環境保護とアートを繋げるような活動や国際芸術祭BIWAKOビエンナーレの来場者とアーティスト、ボランティア等が交流できる新たな企画なども提案できたらと思います。近江八幡の魅力を私の視点で発信していくことにも取り組みたい」と抱負を語った。
委嘱後、小西理市長は「近江八幡は、歴史文化と近代化が微妙なバランスで保たれている魅力あるまちだと思います。こうした魅力を生かしていただき、自由に思うままに、そして、楽しく活動に取り組んでください」と期待を寄せた。








