小椋氏、桜氏、今井氏 所信表明で決意示す
【東近江】 1月26日告示、2月2日投開票の東近江市長選挙を前に、立候補を予定している3氏の公開討論会(公益社団法人東近江青年会議所主催)が15日、アピアホールで行われた。無投票が続いた同選挙が選挙戦になるのは12年ぶり。会場には市民ら約150人が足を運び、3氏が描く東近江市の展望に耳を傾けた。
市長選挙には現在、4期目を目指す現職の小椋正清氏(73)、前東近江市議会議員で新人の桜直美氏(54)、市内でカラオケバーを経営する新人の今井幸雄氏(55)の3人が出馬に名を挙げている。
討論会ではまず、立候補への決意を示す所信表明が行われ、「子育て・教育」「医療」「経済の活性化」「若者が集まる中心市街地」の4つのテーマで議論・質疑が交わされた。
所信表明で小椋氏は「今年は東近江市に合併して20年の節目。若い人にも関心を持ってもらう機会にもしたい」と呼びかけた。
さらに「合併でもたらされた最大のメリットはスケールメリット。鈴鹿の源流から琵琶湖の河口までが続く多様性の高い自然系に加え、1千年を越える歴史がごろごろと点在する非常に興味深いエリア。こういった地域資源をもっと磨き上げ、東近江市の特性を生かした政策を進めていきたい」と話し、新規政策や課題解決に向けて意欲を示した。
続いて桜氏は、商社勤務や家族の転勤で東近江市に移り住んだこと、自身の子育て、東近江市に7年務めた同市議会議員など、自身の経歴を通じて感じた人口減少について提言。
「生まれてくる赤ちゃんは東近江市で年間1千人から1200人ほどだったが、7年前から1千人を切りはじめ、現在は600人台で4割減少してしまっている。今後20年経った時、東近江市はどうなっているのか。子育てのことをきっちりとやっていかないといけない」と強調した。
今井氏は、25年経営してきた飲食店での経営を振り返り、「コロナ禍や戦争(ロシアのウクライナ侵攻)で物価高がやってきた。私も一般消費者の一人。収入も減り、お客さんとの会話もほとんどが物価高のこと。仲間が経営する店も減ってきている」と、生の声をきっかけに決めた立候補への思いを述べた。
「1年前から自身のユーチューブなどで言い続けてきた、暮らしの中で各家庭への収入が増える節約政策を押し出していきたい」と訴えた。
討論会の様子は同青年会議所ホームページで公開予定。なお、滋賀報知新聞社では、テーマごとに討論の内容を連載する。








