国内2番目の生産地 大中町
【東近江】 鳥のクチバシやトサカ、羽を広げた様子に似ていることから極楽鳥花の名で親しまれる花「ストレリチア」が、国内2番目の生産量を誇る東近江市大中町で、出荷のピークを迎えている。
南アフリカ原産の多年草ストレリチアは、主に暖かい気候の地域で生産されている。同町では40年ほど前から減反の対応作物としてビニールハウスによる栽培が始まり、現在は8人の生産者が栽培を続けている。
生産面積は約4ヘクタールで、収穫時期の8月から5月までの収穫量は例年20~25万本ほど。関西を中心に全国の花市場に出荷されており、出荷量は沖縄県に次ぐ全国2番目。
花は大きく、オレンジ色や紫色といったその豪華な色合いから、冠婚葬祭やフラワーアレンジメントで使用され、祝い行事が多い年明けから卒業や入学シーズンの春にかけて出荷のピークを迎える。
38年間生産している福阪洋さん(62)は「今年は夏の猛暑で、花芽に影響が出るなど出荷量が少し減っている。こんな年はこれまでなかった」と振り返る一方、品質には自信をみせる。「特徴的な形とその色合いから、華やかさ、鮮やかさを楽しんでほしい」と話す。







