【東近江】標高8千メートル級の山々が連なるヒマラヤ山脈。果てしない空と美しい銀世界が広がる一方、その領域は通称「デスゾーン」と言われ、登山家の中でも過酷を極めた地として知られている。
昨年9月25日午前9時10分、東近江市永源寺高野町に住む佐々木司さん(49)が、14座あるヒマラヤ8千メートル峰のうちの一つ、ネパールのマナスル(標高8163メートル)登頂を果たした。
マナスルは1956年、日本隊によって初登頂された山。その背景には、マナスル登頂許可を得るため単身ネパール入りを果たすなど、東近江市にゆかりある技術者で登山家の西堀榮三郎(1903~89)の功績があった。
マナスルと東近江市、そのつながりが佐々木さんの背を押し、登頂へ導いた。









